日本穀物検定協会は23日、2016年産米の食味ランキングを公表した。全国の141銘柄がエントリーし、本県からは県やJA全農山形などでつくる産米改良協会連合会が4銘柄を出品。本県の主力品種「はえぬき」の格付けが、昨年まで22年連続で獲得していた最高ランク「特A」から「A」に下がった。県産ブランド米「つや姫」はデビューから7年連続、「ひとめぼれ」は4年連続12回目の特Aで、県産コシヒカリは昨年に続きAだった。

同協会は、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準とし、各銘柄を食べ比べる食味官能試験を行い、評価を点数化して「特A」「A」「A’」「B」「B’」の5段階で格付けした。新潟県魚沼産「コシヒカリ」は今回、28年連続となる特Aを獲得。はえぬきは、これに次ぐ連続記録だった。(山形新聞 2017年2月24日付)

◎ 山形県産米の食味ランキング 『特A』獲得状況
は『特A』獲得
品種/年産 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18
はえぬき
つや姫
ひとめぼれ
コシヒカリ
品種/年産 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6
はえぬき
つや姫
ひとめぼれ
コシヒカリ